星の教室
毎年夏に木曽町三岳にある東京大学木曽観測所で行われる星の教室に参加をしています。木曽観測所には105cmのシュミット望遠鏡があり、CMOS動画カメラの「Tomo-e Gozen」で観測が行われています。木曽地域は大都市圏や市街地から離れており、夜の空の暗さが保たれている地域です。また、標高が高く、空気もきれいなことから空気が澄んでおり、天文観察には非常に適した場所でもあります。
実際の望遠鏡、Tomo-e Gozenなどを見学した後、実習のテーマである「宇宙の年齢をもとめる」ことに挑戦をします。様々な実習からヒントを得て、複数人で相談をしながら様々なアプローチで宇宙の年齢を探っていきます。夜遅くまで大学院生に質問をし、解明をしようとする生徒も多くいます。
教室の最後には実習結果を発表します。プレゼンテーション能力はもちろん、大学院生や大学の先生などからの質問にも対応し、より知識を深めていきます。
また、天気が良い場合には夜、星空の観察会もあります。澄んだ空気の下で観る星空は格別です。